予後と後遺症
川崎病の予後は?
無事に合併症がなく回復を迎えられれば、退院したのちも、発病1ヶ月程度は薬を服用します。その後、薬は必要なく、しばらくの間通院して検査を行います。
しかし、後遺症がある場合は、ほとんどの場合通常の生活に支障がないものの、特別な処置が必要になる場合もあります。
後遺症
後遺症としては冠動脈病変をはじめとした心臓の病気がみられることがあります。冠動脈病変では、冠動脈という心臓の筋肉に血液をおくる血管の一部がコブ(冠動脈瘤)のように膨らんで、なかの血液のかたまりが詰まってしまいます。
冠動脈病変は、川崎病の発病後1~3か月を過ぎると少しずつ正常化することが多いようです。ただ、冠動脈内径が5mm異常に広がると正常に戻ることは難しいといわれています。なお、内径が8mm異常の冠動脈瘤は、巨大冠動脈瘤と呼ばれ、重大な合併症と考えられています。このような心臓病の後遺症がある場合は、薬を飲みながらその経過をみるために少し長く入院する、または退院して3ヶ月程度頻繁に通院することになります。
ほとんどの場合は日常生活を制限するほどではありませんが、運動を禁止されたり、手術が必要になったりする場合もあります。重症の場合は急性心筋梗塞を起こし、まれですが突然死することもあります。
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